勝浦市、いすみ市、大多喜町及び御宿町は、2市2町の水道事業統合・広域化について検討を重ね、本年6月17日の協議会で、「夷隅地域水道事業統合・広域化基本計画」について合意に達しました。

 このことから、2市2町の水道事業を統合するために必要な基本的事項について、「夷隅地域水道事業の統合広域化に関する基本協定」を取り交わしたものです。 今後は、国土交通省による水道事業の事業認可に向けて準備作業を進め、令和7年4月から夷隅郡市広域市町村圏事務組合で水道事業を開始する予定です。

基本協定の主な内容
  • 水道事業の経営基盤及び技術基盤を強化することにより、安定した経営体制を構築し、関係市町の水道使用者に対して将来にわたり安心で安全な水道水を持続的かつ安定的に供給することを目的とする。
  • 統合の時期を令和7年4月1日とする。
  • 統合後の水道事業を夷隅郡市広域市町村圏事務組合が経営する。
  • 事務所をいすみ市弥正88番地1に置く。
  • 水道施設の整備は、基本計画における施設整備計画に基づき推進する。
  • 水道料金は、統合から10年後に統一することを目標とし、水道料金統一までの間は、統合前の水道事業の区域ごとに定め、統合時及び統合から5年後に料金改定を行う。